先日あるフリーペーパー紙に資金調達に関する原稿を依頼されました。設立してから1年以内の方が申し込む保証協会の創業支援融資について書きました。申請に関するちょっとしたノウハウを書いたのですが、このブログでもお伝えしたいと思います。
先日渋谷マークシティにある渋谷FMにてラジオ番組の収録に行ってまいりました。
6月10日(土)の9時半~11時まで放送されているPIN UPという番組です。
私が語った部分が放送されるのは10時以降の時間帯のようです。
5~6分にわたって弊社のビジネスモデルについて熱く語りましたので、渋谷区、港区、目黒区、品川区、大田区、新宿区、豊島区、練馬区、中野区、杉並区、世田谷区、千代田区、三鷹市、武蔵野市、調布市にお住まいの方、土曜日出勤の方、時間が合うようでしたら渋谷FM78.4MHzですのでぜひお聞きくださいませ。
あとこのブログを書いている途中で分かったのですが、明日発売の日経ビジネスアソシエに私と妻と娘が2ページで記事になっています。こちらも書店・コンビ二にてぜひお買い求めください。先日、「時間を買う」というテーマで取材を受けたものです。よろしくお願いします。
さて、表題の件ですが弊社は設立間もない企業向けに税理士紹介・助成金コンサルティングのほかに資金調達に関する相談を時折受けます。
会社の立ち上げ当初は売上もなく、自己資金(資本金)が底をつきつつあるそのときにおとずれたビジネスチャンス!いざ融資を申し込んでみたものの設立から日が浅いなどの理由でせっかくのチャンスを不意にしてしまっては寂しい限りです。
そこで設立間もない会社向けの代表的な融資として保証協会の創業支援融資があります。
通常保証協会の融資というのは設立してから1年以上経過して決算書が出来てから金融機関を通して申し込むのが一般的ですが、設立1年未満でも利用できるのが創業支援融資です。
申請金額のおおよその目安は仕入れ資金、給料、家賃などの3か月分の範囲内です。
その申請には計画書等必要になりますが、それ以外にお伝えしたいちょっとしたコツがあります。
まず申請する際には実際に融資を受けたい金額より多めに申し込むということです。
創業支援融資は設立間もない会社に融資するものであり、実績に対して融資を行っているものではないので、申込金額の満額がおりるということにはならずに減額されておりるケースが非常に多いのです。
したがって、必要な金額より多めに申請しておけばもし減額されたとしても希望に叶う金額が調達できるかもしれません。
言うまでもありませんが、多めの金額といっても返済が確実に出来る範囲内での申込としてくださいね。
もう一つのポイントとしては、地域専門金融機関(近くの信用金庫や信用組合)に実績を作ってそこ経由で申し込むということです。
あくまでも地域専門金融機関です。都市銀行は知り合いがいるとかよほどのコネか実績がない限りお勧めできません。
それでは実績とは何かというと、
①会社の売上の入金や口座引落等をその地域専門金融機関にて行う。
②信用金庫・信用組合の主力商品である定期積金を少額でも契約し、担当者とコミュニケーションを図っておくということです。
地域専門金融機関の担当者はいわゆる純新規取引(担当地域の新しい取引先で定期積金や定期預金の契約、新しい融資取引が目安となる)が主力目標になっており、そちらへの貢献度も大きく融資を取り上げる担当者のやる気にも寄与するのです。
他にも資金調達の種類や要件等ありますが、また折を見てふれたいと思っております。
ここまでお読みいただきありがとうございます。