夕べから雪の予報で朝からどうなるかと思いましたが、雨だったこともあり割と混乱もなく、スムーズに会社に来ることができました。ついつい「肩透かし」と思いがちですが、「準備していたから何事もなかった」と考えるようにしたいと思います!
今回は平成31年04月01日から、以前のコンビネーションジャンプ職場体験実習助成金事業から名前が変更になった助成金です。
東京しごと財団職場体験実習助成事業
【東京しごと財団職場体験実習助成事業とは】
東京しごと財団では、障害者雇用を促進する目的で中小企業等の皆様が、障害者職場体験実習において障害のある実習生を受け入れた際に、その実習にかかる費用の一部を助成するものです。
障害のある人に、いきなり就職雇用ではなく、職場や仕事を体験してもらい、障害者雇用を促進して行う制度となっています。
【支援対象企業】
以下の要件を満たしている中小企業等が対象です。特例子会社は除きます。
・企業の本社または事業所が東京都内にあること。
・申請日直前の06月01日現在において、短時間労働者以外の常用雇用する労働者の数(カウント1)と短時間労働者(カウント0.5)を合わせた合計数が300人以下であること。
※短時間労働者とは、常用雇用する労働者において、1週間の所定労働時間が20時間以上30時間未満の労働者です。
【助成金支給要件】
1. 申請日以前直近の06月01日現在において、下記の①または②のいずれかを満たしている企業であること。
① 障害者を雇用していないまたは雇用率未達成の企業である
② 雇用する障害者とは異なる障害種別の実習生を受け入れた企業等である
2. 東京都内実習所において、1日当たりの実習時間が4時間以上かつ5日間以上の実習を実施すること
3. 障害者雇用支援アドバイザーの支援を受け、実習を受ける障害者の障害特性に配慮した実習を行うこと
【障害者雇用支援アドバイザーとは】
障害のある人を実習生として受け入れ、職場体験が行える企業に対して、実習生受け入れに必要なノウハウを無料で行っているものです。
企業が職場体験実習を利用する際にも、障害者が作業できる仕事内容なのかを障害者雇用支援アドバイザーが実際に体験して、職場体験実習のスケジュール作成・支援方法の提案等を行うものです。
障害者の職場体験実習を導入するのに欠かせない存在なのです。
【支給助成金】
同一年度内の申請利用は1企業1回に限られ、6万円の助成金が受けられます。
【対象となる障害者】
・身体障碍者
・精神障害者
・知的障害者
・発達障害者
・難治性疾患を有する者
・高次脳機能障害のある者
【実習時の損害保険もサポート】
万が一の備えとして、東京しごと財団では実習生がケガをした・実習生が職場の設備を壊した等に対しても損害保険のサポートをしています。
【募集期限】
2019年04月01日から2020年03月31日までとなっています。
【問い合わせ先】
公益財団法人 東京しごと財団 障害者就労支援課
電話番号 : 03-5211-2681 FAX : 03-5211-5463