先週土曜日は都内で初雪。
社内では足が寒くて女性社員は冷え対策が大変です。
それと同時に乾燥対策も欠かせません。
暖房をかける際は、鼻や喉の乾燥にもご注意下さい。
人材確保等支援助成金*雇用管理制度助成コース
【雇用管理制度助成コースとは】
雇用管理制度の導入を通じて、従業員の離職率の低下に取り組む事業主が目標達成する場合に対して助成します。
【雇用管理制度とは】
評価・処遇制度、研修制度、健康づくり制度、メンター制度、短時間正社員制度(保育事業のみ)をいいます。
(注)すでに導入した雇用管理制度に対しては助成対象外です。
(注)制度導入については、就業規則または労働協約に定め明記することが必要です。
事業主が行う必要条件
■雇用管理制度整備計画の認定
雇用管理制度整備計画を策定し、管轄労働局に提出して認定を受けること。
① 評価・処遇制度
評価・処遇制度、昇進・昇格基準、賃金制度、諸手当制度のいずれかの制度を導入すること。
② 研修制度
カリキュラム内容、時間等を定めた職業訓練・研修制度を導入すること。
③ 健康づくり制度
法定健康診断に、次の1つ以上の項目を含む健康診断を導入すること。
・胃がん検診
・子宮がん検診
・肺がん検診
・乳がん検診
・大腸がん検診
・歯周疾患検診
・骨粗鬆症検診
・腰痛健康診断
④ メンター制度
民間団体等が実施する講習を受けた指導・相談役となる先輩(メンター)が、後輩をサポートすること。
⑤ 短時間正社員制度
保育事業主が多様な働き方を推進するため、短時間正社員制度を導入し、次のいずれかに該当すること。
・正規従業員の1日の所定労働時間が7時間以上の場合、1日の所定労働時間が1時間
以上短いこと。
・正規従業員の1週あたりの所定労働時間が35時間以上の場合、1週あたりの所定労
働日数が1割以上短いこと。
・正規従業員の1週あたりの所定労働日数が5日以上の場合、1週あたりの所定労働日
数が1日以上短いこと。
■ 雇用管理制度の導入・実施
認定を受けた雇用管理制度整備計画に基づき、実施期間内に雇用管理制度を導入し、労働者全員に1つ以上の雇用管理制度を実施すること。
■ 離職率の低下目標の達成
雇用管理制度整備計画期間の終了から1年経過するまでの離職率が、雇用管理制度整備計画を提出する前1年間の離職率より、下表に示す離職率の低下目標以上に低下させること。
雇用保険一般被保険者の人数 | 1~9人 | 10~29人 | 30~99人 | 100~299人 | 300人以上 |
低下させる離職率ポイント | 15%ポイント | 10%ポイント | 7%ポイント
| 5%ポイント
| 3%ポイント |
【対象となる事業主】
《共通要件》
■雇用保険適用事業所の事業主であること。
■支給のための審査に協力すること。
■申請期間内に申請を行うこと。
《個別要件》
■保育所
■家庭的保育事業
■小規模保育事業
■居宅訪問型保育事業
■事業所内保育事業
■一時預かり事業
■病児保育事業
《生産性要件》
生産性要件を満たす事業主であり、次のいずれかを満たしていること。
■3年前に比べて6%以上伸びていること。
■3年度に比べて1%以上(6%未満)伸びていること。
【手続き】
■雇用管理制度整備計画を作成し、計画開始6カ月前から1カ月前までに必要な書類を添え、管轄労働局へ認定申請すること。
■雇用管理制度整備計画期間の末日の翌日から起算して12カ月経過する日までの期間の離職率が目標達成している場合、評価時離職率算定期間終了後2カ月以内に、支給申請書に必要書類を添えて、管轄労働局に支給申請すること。
【支給額】
助成金の種類 | 支給額 |
目標達成助成 | 57万円 (生産性要件を満たす場合72万円) |