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日曜日の日経新聞を読むとファイナンシャルプランナー(以下FP)が登場・コメントしている紙面がとても多く、自分がAFP・CFP資格を取得した5年前と比べると認知度が広まったんだなあと思います。
テレビなどでもFPがいろんな局面でコメント等を述べています。
しかしながらこのFPの出現頻度の多さに私は疑問に思っています。もちろん私もFP業務を駆使したコンサルティング会社ではありますが、ちょっと違うと思うときがあるのです。なぜなら・・・
そこは税理士・社会保険労務士・証券アナリストが本来コメントする場面ではないのでしょうか?ということです。
ファイナンシャルプランナーという響きの良さでしょうか、税務のことでも年金のことでもリスクを論じる資産運用のことでも上記の資格者でなくFPがコメントしています。
もちろんコメントしているFPの方々は立派にFP業務を行っている方です。
しかし試験・資格取得が全てではありませんが、FP試験自体は税理士や社労士と比べれば難しい資格ではありません。
現在、FPの資格を取得したからといって全てに精通したコンサルタントと名乗る人がかなりの数存在します。
実務経験がないのにいろんなノウハウを持っているように振舞う人もいます。
また名刺の肩書きのためにFP資格を取得している人もかなりの数を占めているのも事実です。
もちろん身近だからといってなんでもFPに取材するマスコミにも問題がありますが・・・
確かに最近試験の難易度が上昇したようですがそれでもFP資格が量産されています。
これだけシビアな世の中になったのでもう少し専門家がコメントすべきであると思う一方、FP資格取得後の実務経験・自己啓発を強めていかなければと思いました。
ここまでお読みいただきありがとうございます。