桜の開花がもうすぐです。関東は今週末あたりからあちこちで咲くようですね。　　　　　

 

桜の葉っぱには毒があるって知っていましたか？桜の葉にはクマリンという毒があります。

 

クマリンと名前はかわいいですが、この桜の葉っぱの毒には意味があり、雨の日などに葉が落ちることで毒をあたりにまき、雑草が育つことを防ぐ役割があるんだそうです。

つまり、桜以外の植物を周りに生えないようにして、地面の養分を独り占めしようとしているです。

桜餅の葉は桜の葉ですが、ごく少量なので、害はないそうです。

今回は、建設分野における若者や女性雇用に特化した人材確保等支援助成金です。

 

人材確保等支援助成金＊若年者および女性に魅力ある職場づくり事業コース(建設分野)

 

【若年者および女性に魅力ある職場づくり事業コース(建設分野)とは】

 

建設業の事業主または事業主団体が、若年および女性労働者の入職や定着を図る目的で事業を実施とき、または建設工事作業について広域的職業訓練を実施する職業訓練法人に対して助成されます。

区分としては、次の3つに分かれています。

 

■事業主経費助成

 

①建設事業の役割や魅力を伝え、理解を促進するための啓発活動等に関する事業。

 

②技能向上を図るための活動等に関する事業。

 

③労働災害予防等のための労働安全管理の普及等に関する事業。

 

④技能向上や雇用改善の取組についての奨励に関する事業。

 

⑤雇用管理に関して必要な知識を習得させる研修等の実施または受講に関する事業。

 

⑥女性労働者の入職や定着の促進に関する事業。

 

■事業主団体経費助成

 

①調査・事業計画策定事業。

 

②入職・職場定着事業。

 

■推進活動経費助成

 

建設工事作業に関する職業訓練推進のため、一定の条件に定められた広域的「職業訓練推進活動」を実施すること。

 

【対象となる事業主】

 

《共通要件》

 

■雇用保険適用事業所の事業主であること。

 

■支給のための審査に協力すること。

 

■申請期間内に申請を行うこと。

 

 

《個別要件》

 

■雇用管理責任者を選任していること。

 

■事業主経費助成の場合

 

中小建設事業主であること。

 

■事業主団体経費助成の場合

 

以下に示す条件の両方を満たす必要があります。

 

①建設事業主団体であること。

 

②事業の円滑な推進を図るため、事業推進委員会を設置するとともに事業推進員を置くこと。

 

■推進活動経費助成の場合

 

広域的職業訓練を実施する職業訓練法人であること。

 

 

 

詳しくは、管轄の都道府県労働局に相談、お問い合わせください。

 

 

 

 

 

【対象となる労働者】

 

■若年者

 

■女性

 

 

 

 

 

【申請上の注意点】

 

主たる事業所または団体の所在地を管轄する労働局またはハローワークに提出します。

 

■計画書および支給申請書の提出先

 

①事業主経費助成

 

事業所の所在地管轄労働局

 

②事業主団体経費助成、③推進活動経費助成

 

団体の所在地管轄労働局

 

 

 

 

 

【支給額】

 

■事業主経費助成

 

	経費助成割合	生産性要件が認められる場合
事業の実施に要した経費の場合	3/5相当額	3/4相当額
雇用管理の研修等を実施した事業の場合(上限6日間)	研修受講をさせた建設労働者1人につき、1日7,600円	研修受講をさせた建設労働者1人につき、1日9,600円
事業全体助成として、一の年度について上限200万円

 

 

 

■事業主団体経費助成

 

	経費助成割合	生産性要件が認められる場合
事業の実施に要した経費の場合	2/3相当額	‐(団体対象のため、要件除外)
事業全体助成として、一の年度につき団体の規模に応じて、上限1,000万円または2,000万円

 

 

 

 ■推進活動経費助成

 

	経費助成割合	生産性要件が認められる場合
職業訓練推進活動に要した、 経費の場合	2/3相当額	-(団体対象のため、要件除外)

 

 

 

※ただし、訓練日数と人数によって上限があります。

 

訓練人の日数と人数	助成上限額
1日2万人未満	4,500万円
1日2万人以上、3万人未満	6,000万円
1日3万人日以上、4万人未満	7,500万円
1日4万人日以上、5万人未満	9,000万円
1日5万人以上	10,500万円