近年、金融機関からの融資を受けるためのノウハウ書が数多く出版されるようになりました。
仕事柄なるべく読むようにしていますが、よく踏み込んだ本、大したノウハウでもないのに物凄い裏ワザのように延々と書いてあるまやかし本など様々ですが、今回読んだ本は小零細企業が金融機関から融資を受けるための書としては最高のバイブル書だと思ったので紹介します。
応援クリックお願いします。
今月開催したセミナーの効果か影響か、資金調達に関する相談案件が激増しこの2週間はブログの更新も滞るほどとても多忙な日々でした。
それだけならばいいのですが、その多忙さは私の足下にも影響しました。
昨日、左右違う靴で1日過ごしてしまいました・・・
お世話になっている保険代理店の方から指摘されたのが午後7時でした。
コンサルティングを請け負う立場の人間が足下もおぼつかないようではいけません。細心の注意を払おうと思います。
融資に関する手引書が多数出版されるようになりました。
とても参考になるもの、専門家なら誰でも知っていることを物凄い裏ワザのように延々と書いているものなど様々ですが、今回読んだ本は小零細企業で融資にお悩みの経営者や税理士の先生にとって最高の書だと思ったので紹介します。
元銀行支店長が教える銀行の急所という本です。
元銀行支店長が教える銀行の急所―ここを攻めるとこんなに得する | |
佐藤 一郎 by G-Tools |
著者の佐藤氏はりそな銀行で支店長にまでなった方ですが、本当にお客様に役に立つにはということで思い切って独立し、現在では金融マン向けに研修の講師を務めたりしています。
この本が何故素晴らしいかというと、いわゆる決算書の数字や財務的な既述が中心になりがちなノウハウ書と違って、金融機関担当者の心理状態や駆け引きの仕方について深く踏み込んでいるところです。
私が信用金庫時代の経験を踏まえて書いたことなども紹介されていますし、私も知らなかったなるほどといったノウハウも書かれています。
ブログの記事で活用させてもらえば1年は続くくらいの優れた書ですが(笑)、そうもいかないので書籍の紹介という形にしました。
原理原則の考え方に基づいて書かれていますので、景気情勢等に関係なくしばらくはこれ1冊をバイブル書として活用すれば大丈夫なくらいと思いました。
私も足下をしっかりして情報発信していきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございます。