弊社が提携している税理士事務所の中でも、長年その業務に携わっている税理士の場合は顧問先紹介の成約率が非常に高いです。現場での折衝などからみたその秘訣のようなものを書いていきます。
中川昭一氏(酒)が党3役のポストである党政務調査会長に就任しました。
そのルックスもさることながら中国や北朝鮮に対する強硬な姿勢、ときにドッキリする発言、またその一方で2000年の総選挙での泥酔ぶりや趣味が水鉄砲でといったところになんとも魅力を感じるのか、妻が大ファンでここ数日中川氏の話題で持ちきりです。
私立大学出身の首相が8人続いているので次は東大卒ということで中川氏が首相に任命されることは果たしてあるでしょうか?
さて、弊社で提携をしている税理士事務所ですが、弊社から提携をお願いする事務所には下記の3つを満たしていることを確認のうえお願いしています。
①ホームページを開設している
②新設法人の開拓にも熱心で新設法人用の料金プランを持っていること(持っていることがも望ましい)
③弊社の得意分野、専門分野(ファイナンシャルプランニング業務、リスクマネジメント業務、助成金コンサルティング業務、資金調達コンサルティング業務等)において今後紹介、連携ができる
まず①のホームページを開設していることですが、こちらも電話帳やリストから闇雲に電話しているわけではなく、今後顧問先を紹介していく中で顔が見える事務所と提携していきたいということです。また、ホームページを開設しているということは少なくとも顧問先の開拓が熱心な事務所であるということです。
②の新設法人の開拓に熱心であるというのも重要な要素です。
今まで何人かの税理士から「新設法人はいらないよ」という声を多く耳にしてきました。新設法人は何かと手続きが多く、最初からいろいろ指導しなければいけない上に設立当初は売り上げが少ないことから当然顧問料も安くなってしまいます。さらに1年も経たないうちから廃業、倒産といったケースも多いです。
しかしどんな会社も最初は新設法人です。確かに割合は少ないですが加速度的な成長をしていく会社もあるわけですし、そんな会社に設立当初から携わることでできるのは大きな喜びです。
そんなわけで新設法人に対して最初は顧問料を低く設定したり、ソフトの導入や経営指導などにおいてのサービスが充実している事務所にぜひ提携をお願いしている次第です。
そして③の弊社の得意分野や専門分野の紹介や連携が得られるということです。さすがに全て自分の事務所で完結できる事務所や他との提携先で全て間に合っているという事務所に参入することは厳しいです。
以上3つの条件の元で提携をお願いしています。
やはりそうなると比較的開業から日の浅い税理士事務所との提携が多くなります。
また紹介する新設法人も起業したてということで社長自身がまだ若いこともあり、自分と年齢の近い若手の先生を紹介してくださいというケースが多いです。
しかし、残念ながら成約に至らない時もあります。
その次には基本的にベテランの税理士を紹介しています。
①~③の条件で提携をお願いしていることから、開業歴の長い税理士事務所との提携は他の事務所と比べると件数は少ないですが、長年その業務に携わっている先生は経験も豊富ですので心強い限りです。
その業務知識のさることながら、一つ一つのアドバイスの重みが違います。
経験に裏打ちされた話が現在の情報や知識よりはるかに上回っているといったところでしょうか。こういったケースの場合ほとんど顧問契約の成立に至っています。
また、先日このようなケースがありました。
すでに設立から1期経過していた法人を紹介したときの話ですが、それまで税理士との顧問契約を拒んでいた会社でした。
しかし、日常の忙しさにかまけて決算書の提出時期を過ぎてしまいました。それでも資金調達のニーズがあり社長は税理士に相談しました。
1時間以上にわたりかなり強い口調で税理士は社長に説教をし、顧問契約の話はどこかにいってしまいました。
お客様を思う姿勢が説教となって表れたわけですが、その姿勢に心打たれ顧問契約が成立しました。
決算期を過ぎて相談すること自体問題ではありますが、ベテランのこの先生の説教がなければこの社長が心を入れ替えてきちんとした経営を行なうようになるかは微妙です。
インターネットも携帯電話もない時代から開業してお客様の経営をアドバイスしているベテラン税理士の凄さのようなものを感じた瞬間でした。
私も経験を積み重ねて重みのあるコンサルティングを行なえるよう頑張りたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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