10月12日(水)に明治大学リバティーアカデミーで株式会社ワイキューブ安田佳生社長の「経営とは何か」というオープン講座に参加してきました。そのときの内容や印象に残った言葉について書いていきます。
「採用の超プロが教える伸ばす社長つぶす社長」の著書で知られる安田社長の話は一度は聞いてみたいと思っていました。
いわゆる社長像やたくさん働くことを否定するような口ぶりにいったいどのような考えなのか生の声を聞いてみたいと思っていましたが、そのセミナーはいずれも平日の日中の数時間で数万円もかかるセミナーなのでさすがに躊躇していました。
ところが明治大学で今回開催されたセミナーは19時からの開催であること、そしてなにより1000円!で参加できることから申し込みました。
セミナーの冒頭から、曰く「私は月火木金の午後1時から6時までしか働かないし、1000円のセミナーなので大事なところは話しません」などと24時間仕事と思っている中小零細企業の社長からするとかなり挑発的な言い方でしたがその着眼点にはなるほどという点がとても多くありました。
例えば
1.注文の多い客・儲けの少ない客は即害客なので切り捨てる。
→顧客満足度とかお客様第一主義という考えを否定する裏側のなるほどという考え方でした。
2.必要のないときこそ借金!2~3%の金利はただ同然、稼ぐ前にまず使う。
→先に種をまく。お金を使うからいい人材が集まるとの話にそれが当面の課題である弊社なので考えさせられました。
そしてもっとも響いた言葉は
社長に必要なのは判断ではなく決断であるという言葉でした。
判っていることを決めるのは社長の仕事ではなく、判らないけど決めることこそ社長の仕事、決断の正解率は40%~60%でありその決断に慎重さなどは必要なくスピードが大事。決断しないことが最大のリスクであるという言葉にはなるほどと思いました。
最後に経営スキルが必要な時代の「ネオ経営者」の資質として
1.採用力・・・人に好かれる力
2.決済力・・・お金に振り回されない力
3.決断力・・・腹をくくる力
が必要との話にも感銘しました。
さすが上場している会社でのないのに就職したい会社の上位にランクされる方のお話だと思いました。
今度は数万円でも十分元が取れることがわかったのでそのセミナーに参加しいずれはワイキューブのコンサルタントの指導の下に人材を採用できればと思いました。
ここまでお読みいただきありがとうございます。