零細企業を応援しています。
仕事柄創業者に関する本・創業者が書いた本を月に数冊は読んでいます。
経営の神様松下幸之助をはじめとして本当にすごいとしか言いようがありません。自分もそのうちのほんの少しでも実践できればと思います。
そんな創業者に関する書物ですが、最近特に感銘を受けたのがタイトルの「小説盛田昭夫学校」です。
小説 盛田昭夫学校 (上) 江波戸 哲夫 プレジデント社 2005-04-21 |
盛田昭夫氏はご存知世界のソニーを井深大氏と立ち上げた人物ですが、その閃き・行動力本当にすごいし魅力的です。
トランジスタラジオの大口受注をSONYブランドで売れないのならと断るシーン・そして商標の前例を覆すシーンは圧巻です。
目先の損益で受注を断ることができても数十年後を見据えて目先の多大な売り上げ・利益を断る決断は今の私にはとてもできません。
また判例が確立していることに真っ向からぶつかりそして覆し新たな判例を作るところも感動でした。
また他の登場人物・寝食を忘れて開発・販売に打ち込む姿、小説の臨場感はなんともいえませんでした。
発売になってもう2ヵ月半ですがもっと早く読んでおけばよかったです。
ベータビデオの失敗やウォークマンへの取り組みなどが書かれているであろう下巻が楽しみです。
起業家ならば絶対!お勧めの1冊です。
ここまでお読みいただきありがとうございます。