零細企業を応援しています。
金融庁が2003年に提唱したリレーションシップバンキングに基づき各金融機関が無担保プロパー融資のビジネスローンを取り扱うようになりました。
このビジネスローンは債務超過でない・税金の滞納がないなど所定の条件を満たせば数日後に融資の可否が判定されます。かつてのプロパー融資の判断とは雲泥の差があります。
このビジネスローンの融資条件のハードルを下げたり、金利の条件を低くしたり、かかる手数料を無料にする方法があります。それは・・・
「中小会社会計基準適用に関するチェック・リスト」を添付して申し込むという方法です。
このチェックリスト簡単に言えば中小企業の会計のあり方に則って申告等行っていることをチェックするもので、この書類は無担保融資を申請する中小零細企業に顧問・関与している税理士がチェック作成するものです。
このチェックリストを添付して基準をクリアしていれば前述の通り融資のハードルが下がる金融機関があります。→参考:三井住友銀行クライアントサポートローン
このローン、金融機関によっては税理士事務所に「貴事務所の顧問先に紹介してください」などと営業をかけているところもあるようです。
したがって資金需要がある場合には顧問税理士に相談してみるといいでしょう。
この中小会社会計基準チェックリストを活用したローンを扱う金融機関は日本税理士連合会のサイトに掲示してありますので資金需要があって保証協会や国民生活金融公庫の枠がない場合やきびしい場合、それだけでは金額が足りない場合には検討してみるといいと思います。
いうまでもないことですが、このチェックリストを添付したからといって全て融資が下りるわけではありませんし、必要額以上の借り入れは危険ですのでお借り入れは計画的に・・・
ここまでお読みいただきありがとうございます。